本記事では、グアム空港の入国と出国の流れ、施設内情報(ラウンジ・免税店・フードコート・SIMカード・レンタカー・ツアーデスク・タクシー乗り場・喫煙場所)についてまとめて記載したいと思います。
空港自体が小さいので、迷ったりすることは早々ないと思いますが、初めての方はざっと見ておいてください。
グアム空港【入国の流れ】
グアム空港の入国の流れや、空港での対応方法などについて詳細にまとめています。以下を読んでおけば安心ですよ。
飛行機での書類記入
飛行機にて入国用の書類を記入します。飛行機の添乗員さんが渡してくれるので事前に用意する必要はありません。
以下3つの紙に記入を行います。
■出入国カード(I-736):グアム滞在日数が45日以内で、かつESTAを持っていない場合は記入必須(I-736の書き方)
■出入国カード(I-94):グアム滞在日数が45日以内で、かつESTAを持っていない場合は記入必須(I-94の書き方)
■税関・検疫申請書:全員記入。一人一枚ですが、家族ならまとめて記入OKです。(税関検疫申請書の書き方)
注意することは、以下の通りです。
・日付の記入方法は、月/日/年です。気を付けて。
・ホテルの住所と電話番号の記入が必要なので、書類は機内に持ち込んでおくこと
・サインはローマ字、記入は全部ローマ字もしくは英語です。
・ボールペンを機内に持ち込みましょう。
もし書き間違えても、入国審査で並んでいる時に、空港スタッフがチェックしてくれます。間違っているところがあれば、訂正するよう教えてくれるので問題ありませんし、飛行機で書けなくても書く場所があり書類も用意してありますから、焦らなくても大丈夫。
入国審査の混雑状況
混雑具合ですが、同時にジャンボ級の飛行機が到着していた場合、入国審査は遅れます。
私は夜中に行くことが多いのですが、待ち時間3分の時もあれば、中国や韓国の飛行機とバッティングしてしまい1時間、最悪2時間ほど待ったことがあります。
時と場合によるとしか言いようがありません。
また飛行機の席が後方だった場合も多少は並ばないといけません。早く審査場に付きたければダッシュしましょう。ダッシュしている若者をよく見かけますが、先頭で案内してくれている空港スタッフを追い抜いて迷子にならないようにしましょう。
コツとしては、中国と韓国の祝日は避けた方がベター。最近旅行者が多いです。マナーが悪い方が目立つので旅行中にもけっこう嫌な思いする可能性が高いです。
文化の違いなので仕方ないのですが、空港のトイレが汚いとか、どこでもツバを吐くとか。日本人はキレイ好きなので見ると「うえ~」ってなることもあります(苦笑)
荷物の受取
機内に預けた荷物を受け取ります。同じスーツケースで間違えないよう札をチェックしてください。またここで飛行機で記入した『税関・検疫申請書』を渡します。
ここのチェックのお兄さんたちは、全員アロハシャツで超フレンドリーです。
私は旦那と何度かグアムに行っているのですが、『シンコンリョコウ~!?』と言われて『NO』と言うと『シンコンリョコウジャナイ、パコパコダケネ~♪』と言われました。私と旦那は大阪人なのでノリで対応しますが、日本の税関がこんなこと言ってたらセクハラでネットニュースになるレベル、このグアムとの差!最高!このゆるさ加減で私はテンションが上がります。
ちなみに、挨拶はグアムの現地語で「ハファデイ」です。「おはよう」とか「こんにちは」とか「ようそこ」でもなんでも使える挨拶です。
旅行中、基本的に「ハファデイ」はよく使うので覚えておきましょう。
グアム空港【入国後の施設情報】
ここでは、入国審査後に出口を出た場所の施設情報をまとめました。
出口を出ると広いロビーのような場所に到着するので、ツアーの方やレンタカー利用の方はこちらで様々な手続きを行います。
ツアー申込の方
出口を出ると、ツアーカウンターの広いエリアに出ます。
ここで、『HIS』『JTB』『楽天』など、旅行会社のプラカードを持ったお兄さんが立ってくれています。自分が申し込んだツアー会社のお兄さんの所へ行き、ツアーカウンターに案内してもらいましょう。
なお、HISは日本語で説明してくれます。
各旅行会社のツアーカウンターで、ホテルのキーや特典の冊子などを受け取って、送迎バスや車に乗車するという流れになります。
個人手配で送迎車を利用する方
グアム空港からの空港送迎も名前をプラカードを持って名前を呼んでくれます。指示に従って車に乗りましょう。
なお、送迎は事前予約できるサービスがあります。タクシーやレンタカーが不安な方はサービス利用がおすすめ。
一番手軽なのは楽天トラベルから送迎車を手配する方法でしょう。
ちなみに親戚がグアムで挙式をした時、リムジンを使ったようです。せっかくの旅行なんですから贅沢な使い方もアリですね♪
レンタカーカウンター
空港からレンタカーで移動する場合は、『エイビス、ニッサンレンタカー、ダラーレンタカー』などのツアーカウンターがありますが、事前予約しておく方がベターです。
日本の現地ツアー会社からでネット予約しておきましょう。詳しくは以下の記事を参考にしてください。予約方法など記載しています。
手順としては、空港内で手続きをして空港のロータリーでレンタカーを受け取って、そのまま自由に動けます。
ホテル街のあるタモンまで15分程度で到着すると思います。ホテルの駐車場だけは確認しておきましょう。
SIMカードの購入
空港でSIMカードが購入できます。ツアー会社やレンタカーカウンターがある場所と同じエリアにあり、会社はECOM(IT&E)のもの。
4日間インターネット使い放題、現地の電話使い放題、国際電話30分無料がついて$20です。
購入方法や設定、実際使った感想については以下の記事を参考にしてください。
タクシー利用
ツアーに送迎が付いていない場合、ホテルまでタクシーを使うのが良いでしょう。空港の左側の出口(トイレ側)を出ると目の前がタクシー乗り場です。
料金は、タモンエリアのホテルの場合は、片道$25から$30ほどかかります。ニッコーホテルまで利用しましたが、ちょうど$25ドルでした。
追加でチップが15%から20%ほど必要なので気をつけましょう。
また、タクシーの運転手さんは日本語は多少は分かります『グアムリーフホテルプリーズ』とかそんな感じで大丈夫です。
#もっと詳しく⇩
喫煙場所
喫煙場所は空港内にはもちろんありません。
グアムは屋内禁煙です。
空港の出口を出てすぐのタクシー乗り場付近に灰皿がおいてあるので、南国の空気を味わいながらどうぞ一服してください。灰皿がない場所は絶対ダメですよ。
私がツアーデスクなどで手続きしている間に旦那はいつもそこでタバコ休憩しています。
グアム空港【出国の流れ】
空港へ到着したら、1Fの各航空会社のチケットカウンターで航空券の手続きを行い、大型荷物を預けます。大型荷物は鍵をしない方がベター。何かあった時に鍵を壊されます。
空港入口を入ったらすぐの場所がカウンターです。
この後、チケットカウンター横のエスカレーターで2Fへ移動し、出国審査を受けます。
上着は脱いで、靴も脱ぎ、手荷物はカゴに入れて、機械で体の隅々までチェックされます。出国審査の担当者の方々は怖いです。
また、機内に持ち込めないものが手荷物に入っていると容赦なく、ストップさせられます。事前に確認して、手荷物から大型荷物の方に移しておきましょう。
よく見かけるのは、グアムの砂を持ち帰ろうとしている方がストップさせられているのを見かけます。毎回見かけますから注意してください。
あと、ビールを手荷物で持ち帰ろうとした若者の団体が出国審査場で一気飲みしている姿も見かけます。
液体はよくわからなければ、全部スーツケースに入れてチケットカウンターで預けてください。私は乾燥肌なので手荷物の中に100円ショップで購入した100mボトルに化粧水を入れていましたが、追加料金を払ってチケットカウンターで再度預けるか、没収するか選べと言われました。
中身が何か記載がないのでNGだったようです。匂いを嗅いでもらって、自分の顔に化粧水をつけて「顔!ドライ!スキンケア!!」と熱く?語りましたがNGでした(笑)
グアム空港【出国後の施設情報】
出国審査は問題なければスムーズに終わってしまいます。審査後に2時間ほど飛行機を待たなければならない場合も多いので、時間のつぶし方について記載しますね。
免税店
免税店はかなり少ないです。一番大きいのがロッテのお土産物屋さん。
フード・リキュール・タバココーナー・コスメコーナー・ジュエリー時計コーナー・MARC BY MARC JACOBS・Chloe・LOEWE・フェラガモ・ブルガリ・EYEWEAR・グッチ・バーバリー・コーチ・TORY BURCH・BALLY
買い忘れたお土産はこちらで買いましょう。
ラウンジ
グアム空港には2か所のラウンジがあります。英語表記で公式サイトがあったので、以下訳しておきます。
<<Sagan Bisita>>
■場所:ゲート7付近
■用意されているもの:ソファーやPCデスク、ドリンク(アルコール、ワインも)、新聞雑誌、フード(シリアルやパンやおかゆ、デザート)、シャワー
■営業時間:深夜23:30~朝11:30、昼12:30~夕方17:00
<<ユナイテッド>>
■場所:ゲート10から11の間
■用意されているもの:カンファレンスルーム、ファミリールーム、シャワー、 各種コーヒー、軽食、ワイン等アルコール
■営業時間:曜日によって違うようです⇒グアム空港公式ラウンジ(営業時間)
フードコート
ちょっぴり狭いですが、フードコートがあります。
店舗は、以下の通りです。
てんてこ舞(うどん、そば、ラーメン、お茶漬けなど)バーガーキング、ドミノピザ、丼もの、ファーストフードのウィーナーシュニッツェル
値段が少々お高いです。
Free Wi-Fi
無料でWi-fi利用が可能です。パスワードフリーなので面倒もありません。
使い方は、端末のWi-fi利用をオンにすると『guam-airport-free』(違ったらごめんなさい)が出てきます。これを選択すると英語の画面が立ち上がるので「同意します」のチエックを入れたらすぐにつながります。
ただし期待はしないことです。
ストレスなく使いたい方はエクスモバイルを契約して持っていきましょう。
イモトのWi-Fiも広告などで売り出されていますが、3G回線・3日間400MBの利用で1日980円とすぐ速度制限がかかってしまうので、私はエクスモバイルをいつも契約しています。
■4G/LTE回線
■通信容量:約300MB/1日あたり
■レンタル料:750円/日
■グアム南部等でも電波つながります
ホテルやバスやレストランでフリーWi-Fiもありますが繋がりにくいことが多いです。
喫煙可の大人な喫茶店
旦那がグアム空港で必ず行く喫茶店です。夜中でも昼でも人は数人しかいません。居てもパイロット風の海外の方ばかりです。
喫煙者には嬉しいらしくどの席でも吸ってOKなんです。私は禁煙成功してもう3年ほど吸ってませんが、過去の旅行は旦那や親友とこの喫茶店で、コーヒー片手に一服しながらのんびり旅の思い出を語り合ったりしました。
番外編【空港内から見える景色】
最後に空港内から見える景色を少しご紹介。
夜だと何も見えませんが、昼の場合は西側に青い海が見えます。18時前後ならサンセットも拝めるでしょう。
飛行機からホテル街に別れを告げて・・・
私はグアム大好き人間なので、『また来るね』と心の中で思ってさよならしています。
※免税店、チケットカウンター、フードコートの画像は、ウィキペディアグアム空港画像(ライセンス、パブリックドメイン)より引用しています。