先日、主人と息子と3人でグアム旅行に行ってきました。私は8回目のグアムでしたが、自分の子どもを連れて行くというのは感慨深いものがありました。
赤ちゃんを連れて海外なんて・・と非難する方もおられますが、何より家族で笑顔で過ごすことが大切だし、記憶に残らなくてもパパとママが楽しそうにしていたら赤ちゃんもきっと楽しいでしょう。また海外で赤ちゃんと楽しく過ごせた思い出は親の自信にもつながります。意味がないなんてことは絶対にないし非難されるようなことでもありません。
今回の記事では、赤ちゃん連れのグアム旅行を快適に過ごす為のポイントをご紹介します。赤ちゃん連れの方は必読ですよ!
#追記:2人目は6ヶ月で連れて行きました。月齢の低い赤ちゃんを連れて行く場合はこちらの記事も参考にしてください。
#補足:持ち物については以下の記事にまとめました。
グアムは赤ちゃんにとって最高の場所だった
9ヵ月の息子を連れてグアムに行ってきましたが、人も街も全部が赤ちゃんに優しいと感じました。最初は私と主人のリフレッシュが目的で息子には付き合わせるだけで申し訳ない気持ちでしたが、主役は息子に早変わり。
空港ではいつも無愛想な入国審査官が『ハーイ!ベビー!』と満面の笑みで迎えてくれるし、トニーローマに行ったら8人くらいのスタッフが入れ替わり立ち代わりで息子を抱っこし、テンションが上がった息子は大笑い、それを見て『ハッピーボーイ!!』『ベリーキュート!』と皆が笑顔で接してくれるし、ショッピングではレジの人に『How old?』と何度も聞かれ『9months』と応えると『ベリービッグ!キュート!』と話しかけられるし、もう主役は完全に息子でした。
騒いだり泣いたりしたら、隣の席の夫婦が『カモン』と笑顔であやしてくれたり、店員が私たち夫婦が食事できるよう抱っこしてくれたり。
とにかくいろんな人が息子に関わってくれて暖かい目を向け、優しく手を貸してくれ、本当に親として幸せに感じました。
またグアムでは、スクールバスが停車したら後続車はもちろん、反対車線の車も全停止しなければならないという交通ルールがあります。そのルール一つとっても、子どもが第一優先な国なんだろうなと感じました。
息子はいろんな人がかまってくれたことが相当楽しかったようで、夜寝ながら大笑いして暴れていました。こんなの初めて。
しかもグアムショック?か何か分かりませんが、ずっと夜泣きが続いていたのに、帰国後夜泣きをしなくなり、朝まで熟睡するように。
いやー。最高です。マジでグアムよ、ありがとう。
赤ちゃん連れの飛行機と空港での過ごし方
赤ちゃん連れの飛行機はある種の試練っていうぐらい周囲に気を使います。泣かないようにいろいろ策をしても一時しのぎだったりして、ママもパパもグアムに到着する前からヘトヘトになってしまいます。また入国審査等で並ぶのも大変ですが、これを解決する方法があります。
飛行機のおすすめの席
そこで!飛行機の座席が大事なポイントになってきます。
私は、『プレミアムエコノミー』という席を指定しました。主人と私の席の2席分を往復で確保した為2万円ほど追加料金が発生しましたが、足元が広々としていて、座席も一番前、到着時にも早く降りることができます。
また、プレミアムエコノミーを指定しているのは、障害のある方や、お年寄り、幼い子を持つ親などが多くみられ、泣いてもお互い様な座席になるので精神的にラクでした。
私はUNITEDだったので、電話で座席を確保しました。当日早く行けば指定できることもありますが、先に確保しておく方が確実です。
またUNITED利用の場合、プレミアアクセスという優先レーンを使用できるチケットを買っておくと、カウンターや手荷物検査などで長蛇の列に並ぶ必要がないので時短になります。
エスタ(ESTA)レーンで超時短
過去7回のグアム旅行では入国審査の所で毎回並んでいたので、今回はエスタ申請をしてから行きました。これは、赤ちゃん連れの方には絶対おすすめです。
今回のグアムは昼到着だったのですが、グアム空港の入国審査場は人であふれかえっていました。中国人や韓国人を含めておそらく100人以上は並んでいたと思います。
しかしながら、エスタ専用レーンに並んでいたのは数えたところ20人弱。あっという間に入国審査が終わりました。
また8台の機器で自分で顔写真を撮影し、指紋登録も行うので(もちろん機械は日本語で操作できます)ものすごく早かったです。
エスタ申請には一人14ドルがかかりますが、それだけの価値はあると思います。
赤ちゃんが遊べるスポット
少し子育てに慣れてきて、海外旅行でも・・と考えたパパやママ。赤ちゃんは楽しく過ごせるのかな?と心配されているかもしれませんが、息子はたくさんの笑顔を見せてくれました。飛行機では窓の外を見て不思議そうな顔をずっとしていたし、現地の方に笑顔で接してもらってとても楽しそうでした。
またその他にも楽しめる場所はいっぱいあります。
フィッシュアイマリンパーク
海洋保護区にある海中展望塔は、0歳から楽しむことが出来ます。また繁華街から少し離れた場所にあるので、大人もよい景色を楽しめて思い出にも残るのでおすすめ。
360度、海中の窓から魚や綺麗な珊瑚を見ることができるので赤ちゃんも喜ぶこと間違いないでしょう。ランチビュッフェもついて送迎もあるのにツアー料金はかなり安いですよ。
詳細はこちらから⇒ 【現地ツアー予約】南部一周~グアムパノラマ街道を行く
イルカウォッチング
グアムのイルカウォッチングは、イルカ遭遇率95%と言われており、0歳児は無料で参加することができます。
大自然の海風を感じながらのボート体験、初めてのイルカを見てわが子はどんな顔をするんだろう、親もきっと楽しめます。
私も息子を連れて行きたかったのですが時間の都合で行けませんでした。残念。私の親戚の赤ちゃんはイルカを指差しして「あ!あ!」と言いながら興奮気味だったみたいです。目がキラキラ輝いていたのを見て行ってよかったとのことでした。
詳細はこちらから⇒【現地ツアー予約】イルカウオッチング
ショッピングセンターやホテルのキッズスペース
ホテルの部屋はもちろん土足。ベッドしかハイハイできる場所がなかったので、1日1回はホテルのキッズスペースに連れていきました。日本人はもちろん中国人や韓国人の赤ちゃんもいたりするので、関わったりしながら楽しそうに過ごしていました。
プールでスイマーバでぷかぷか
時々お風呂で使っているスイマーバを持って行ったので、大きな風呂だ~みたいな感じでぷかぷか浮いたりして楽しそうにしていました。ポニョ~。
スイマーバ、あると便利ですよ~。我が家は生後3ヶ月からお風呂で使っていました。
ちなみに泳ぐ時間帯は15時頃がおすすめです。正午は日焼けが心配だし、午前は水が冷たいし、夕方は肌寒くなるので、15時前後がベストです。思いのほか冷えるので1時間以内に切り上げてホテルのシャワーで温めてあげてくださいね。
海にも入ってみた
海はさすがに怖がるかな~と思いきや、波が面白かったようで、途中から満面の笑み。泣いたりもしませんでした。私が海育ちなので遺伝か!?
水着はロンパータイプのUVカット水着だと安心です。
砂の上をハイハイしたり、けっこう楽しんでましたよ。
赤ちゃんとグアム現地での過ごし方
現地で赤ちゃん連れで過ごす場合、日本と同じようにはいきません。赤ちゃん連れにとって必須になってくる現地での過ごし方のポイントについてまとめました。
離乳食
離乳食は持ち込みをしてもいいし、現地のスーパーで調達してもOKです。また、ビュッフェレストランなんかに行くと、バナナやイチゴ、リンゴなどのフルーツや牛乳、パンがありますし、お粥もあるので、そういったものを食べさせてもよいでしょう。
詳しくは以下の記事に書いています。
移動はレンタカーがおすすめ
赤ちゃん連れの移動はシャトルバスよりもレンタカーがおすすめです。シャトルバスは待ち時間も多く、たくさんの荷物と赤ちゃんを抱えては親はかなり大変だと思います。また、バスが混雑していると・・考えただけでゾッとしますね。
私は初日から最終日までレンタカーは借りっぱなしでした。オムツ交換も授乳も出来るし、何より待ち時間は無く、バス停を探す手間も無く、時間に縛られることもないのでラクです。
詳しいことは以下の記事を読んでね。
赤ちゃんの授乳事情
赤ちゃんの授乳スペースが見つけられませんでした。帰国後HISの担当者に聞いてみましたが授乳室はどこにもないそうです。
なので、先ほど記載した通り、レンタカーがおすすめ。レンタカーが借りれない方は、授乳ケープを使用するしかありません。
授乳ケープは簡易的なもので涼しい素材、かつ南国っぽい柄があるのでアメリカブランドの『アダーカバーズ』がおすすめ。
赤ちゃんのオムツ交換
オムツ交換台については、日本の公共の場にあるようなタイプがけっこうありました。ショッピングセンターには必ずあるし、レストランもチェックしましたがけっこうな確率でありました。この辺りの心配は不要だと思います。
レストランでのベビーチェア
今回9つのレストランへ行きましたが、全てのレストランにベビーチェアがありました。観光客も少ないようなカフェや大人向けの雰囲気のお店にも行きましたが、どこに行ってもベビーチェアがありました。
日本はラーメン屋とか牛丼屋とかベビーチェアが無いことが多いですが、グアムではその点は心配ないのかもしれません。(すべての店にある・・というわけではないと思いますが)
私が滞在中に行ったレストランを参考にされたい方は、以下の旅行記をみてください。
病院のこと
まず、海外旅行保険に入っておきましょう。これは必ずお願いします。風邪を引いたり怪我をして病院にかかっても支払いが発生しないようにしておきましょう。
グアムは日本人観光客向けの日本人医師の病院が繁華街の中心にあるので、その電話番号だけはメモしてから行ってください。ただこの観光客向け病院は内科のみなので、もし怪我などで外科にかかる必要があれば24時間対応の日本語が通じる専門ダイヤルがあるので、こちらもメモしてください。
病院については以下の記事でまとめています。
グアムにベビーカーは持って行くべき?
ベビーカーは持って行くかギリギリまで悩みましたが、結局抱っこ紐一本にしましたが正解でした。
旅行中ベビーカーが必要だと思うことは一度もなかったです。
グアムは日本みたいに移動が電車ではなく、バスやタクシー、レンタカーを使用するので、その場合はただのお荷物になります。
また、GPOやマイクロネシアモールはキャラカートタイプのものがレンタルできますし、レストランにはベビーチェアがあるので、そこに座らせればOKなのです。
こちらはKマートにて。コストコにあるような大きなカートに座らせることができます。足を出す場所もあって安全ベルトもついています。
またKマートには簡易的なバギーも売っています。値段は30ドル弱でした。
ただし・・飛行機の深夜便を利用される場合は、ベビーカーがあれば寝かせられるので便利だと思います。ただ空港内の椅子で寝かせることもできるので、その為だけに持って行くのもどうなのかな。。って感じです。私は早朝便で帰国しましたが、抱っこ紐内で眠らせたり椅子で寝かせたりしていました。
また、滞在中に必要になった場合、HISや楽天トラベル等のツアーデスクで借りることもできます。またホテルにも貸出サービスをしていることがあるので宿泊するホテルのサービスを確認してください。
※ただし子どもが複数おられる場合はベビーカーは必須だと思います。
まとめ
赤ちゃん連れでグアム旅行をするポイントをまとめると、
- 飛行機はプレミアムエコノミー席がおすすめ
- エスタ申請しておくと入国がスムーズ
- 赤ちゃんも海やプールで楽しめる
- 移動は授乳もできるのでレンタカーがおすすめ
- オムツ交換台はトイレにけっこうある
- ホテルのキッズスペースを有効利用する
- ベビーカーはレンタル、もしくは無くても大丈夫
以上となります。