グアムで南十字星が見たいと思ってこのページに来られた方、大丈夫です。グアムでも見れます。ただし時期がずれると見れないし、見る場所も確認する必要があります。
日本で南十字座を見ようと思ったら、沖縄の八重山諸島あたりに行かないといけないし、十字架の全体は水平線でほぼ見えません。でもグアムは綺麗な十字架の形が高い位置で見ることができるのです。
星が好きなら見るしかないでしょう!
今日は、ツアーで見る方法、レオパレスリゾートから見る方法、自分たちでレンタカーで見る方法、ディナークルーズで海から見る方法、タモンから見る方法の5つをご紹介します。
ちなみに、私自身星空が大好きです。
小学生の頃に、父がふいに天体望遠鏡を買ってきて、私に月や土星を見せてくれたのがきっかけ。それから私は宇宙が大好きになって、雨の日は外で遊べないからひきこもってずっと天体の図鑑を見るほど宇宙LOVEに。
私にとって南十字星は父に教えてもらったあこがれの星なのです。グアムで見えるなら見ないわけにはいかないでしょう。
グアムで南十字星が見れる時期
グアムは赤道付近ではありますが、一応北半球になりますので、1年中南十字星が見れるわけではありません。
以下に見える時間を星座板を見ながら月ごとに調べました。
南十字星・時間
- 12月1日:朝4時から5時の間くらいに、南の空の左側(東)からあがってくるのがギリギリ見えるかな?(朝日で無理かも)
- 1月1日:深夜3時~5時
- 2月1日:深夜2時~5時
- 3月1日:深夜0時~5時
- 4月1日:夜22時~4時
- 5月1日:夜20時~2時
- 6月1日:夜20時~0時
- 7月1日:夜20時~21時
- 8月1日:夜20時前後に南の空の右側(西)に沈むのがギリギリ見えるかな?
上記の通り、7月(8月)~11月(12月)は明るい時間に南の空にあがってくるので見えません。
つまり、グアムで一番キレイに『真南』で常識的な時間に見れる時期は、4月、5月、6月ということになります。
4月は晴れることも多いですが、5月6月はスコールも増えてくる時期なので、まさに運を天に任せる・・・という感じですね。
私は5月中旬と、6月上旬、そして最近では2月後半にしっかり見ました。
オプショナルツアーで見る
ここ最近ですが、オプショナルツアーでスターウォッチを開催しているようです。大手のベルトラから予約ができるので、ツアーで参加するのが一番良い方法でしょう。
ガイドが星が見える場所まで連れて行ってくれるので夜でも安全なのでこの方法が確実です。
また天体望遠鏡で土星などの惑星を見ることもできます。
友人同士やカップルはもちろん、家族で参加するもよしですね。
レオパレスリゾートホテルの星空観測で見る
レオパレスリゾートホテルは、グアムの山の中に建っている大型リゾートホテルです。施設自体は高級ですが、立地が山で繁華街から離れている為値段がものすごく安いホテルです。
#直近の旅行記はこちら
遠いというデメリットに目をつむれば、豪華な部屋、大きなプールやゴルフ場、高級レストランもたくさんあり、のんびり静かに過ごせるとても良いホテルです。
つまり、このホテルは山の中にあり繁華街から離れている為、南十字星が美しくはっきりと見ることができるのです。
そしてこのホテルは、屋上でスターウォッチが開催されていて$10で参加できます。
私が参加したのは5月中旬だったので、ちょうど21時頃に南の空に南十字星を綺麗に見ることができました。
また雲が少なかったので他の星もよく見えました。
曜日が限定されているので、現地に確認が必要ですが、2019年時点では火木土に実施されているようです。w
スターウォッチに参加すると、まずどんな星が見れるのか室内で勉強をします。小学校の課外授業みたいな感じでした。
その後、屋上のベランダへ出て天体望遠鏡で、月、木星、土星を見せてもらえます。
写真はNASAフリー素材から取ってきたもので、もう少し小さかったかもしれません
小学校の時、父に土星を見せてもらった時と全く同じ、約15年ぶりに見た土星に感動してしまいました。
天体観測はお子様連れなら絶対におすすめです。私が小学校の時に見た土星の記憶は、今でも忘れられない宝物になっていますから。
そして、南十字星。クロスになっている星座を『南十字座』と言います。
写真と同じようにくっきりと4つの星が見えました。
南の空に浮かんでいるような大きな大きな南十字星で、私はその形がダイヤモンドに見えて、ちょうど会社を退職して次の会社の入社までの有休消化中に行ったグアム旅行での体験だったので、「嫌なこといっぱいあったけど頑張ったね」ってご褒美をもらったような気がして幸せでした。
それ以外にも様々な星座を教えてもらったりして、とても素晴らしい時間を過ごすことができたと思います。
南十字星をグアムで見たい方はレオパレスリゾートに宿泊も考えてみてはいかがでしょうか?
レンタカーでバリカタ地域から天体観測
さて、2つ目の方法はちょっと難易度が上がりますがレンタカーを借りて星が見えるスポットへ行くという方法です。
グアムの一番南にあるイナラハンという地域に夜レンタカーで行けばかなりキレイに見れると思いますが、そんな度胸はないので、出来るだけホテル街から近く、道路が整備された場所を必死に探しました。
レンタカーでどこのポイントまで行けば見ることができるのだろう?と、GoogleMAPを見ながら必死で探した結果『バリカタ』という場所が少し丘みたいになっていてタモンからも離れて光が遮断されるので比較的見れそうな感じがしました。
場所的に空港横が見えそうだったので8号線をレンタカーで走り、グアム空港の横を通り過ぎたあたりが周囲が真っ暗になるポイントです。このあたりで車を停めましょう。
外には危ないので出ずに、車の中から空を見上げるようにしてください。
まずは、さそり座をまずは見つけましょう。さそり座は比較的見つけやすいです。天体観測が趣味の方ならすぐに見つけられると思います。
私はまずさそり座を見つけてから、カラス座を目印に南十字星を見ました。
このカラス座は南十字星を見つけるときのポイントになります。カラス座から水平線方向に下をみると、十字架の形をした南十字座を見ることができます。
比較的カラス座は四角の形で分かりやすく見つけやすいので目印にしてみてください。
上記の星座板は私の愛用品です。これは日本版なのでグアムの南十字星はもっと水平線より上に見えます。
持ってない方はこちらをどうぞ。スマホのアプリも使えますが、お子様連れなら星座早見盤を持参するのもおすすめです。
また、ネット環境があると遠くへ行くときも安心です。グアムでもスマホでインターネットが使えるようにしておきましょう。
補足ですが、南十字星は、小さい上に各星の明るさがあまり揃ってないこともあって、近くにある「ニセ十字」と間違えられることも多いので、注意が必要です。見つけ方はカラス座の下です。以下のように四角の形で水平線から離れているのでよく見えます。
なお、レンタカーが不安な方は多いと思いますが、乗ってしまえば案外大丈夫です。
レンタカーのイロハについては以下にまとめていますので参考にしてください。
先ほども記載しましたが、レンタカーで星を見に行く際は、暗いので車から出ずに見るか車からは離れないようにしてください。何かあっても自己責任です。
究極の天体観測~海から見る方法~
一番最高な天体観測の方法は、ディナークルーズにのって海の上から見る方法です。南十字星が見えるかどうかについては季節によると思いますので現地スタッフに事前に確認しておきましょう。
お値段は張りますが、サンセット、バーベキュー、クルーズ、天体観測、釣りまでできてこの値段は価値があると思います。
私は参加したことないですが、ご紹介します→【現地ツアー】ナイトクルーズ+星空鑑賞
タモンのホテルからも南十字星が見えた!
これは最近のグアム旅行で気がついたことですが、意外とホテルからも見えるようです。
私は2月末のグアム旅行で深夜3時ごろにニッコーホテルから南十字星を見ることができました。しかも早朝の飛行機に乗るために出発する直前にラナイから何気なく空を見たら、簡単に南十字星が出ているではありませんか。
ニッコーホテルについてはこちらの記事も参考にしてください。
結構ホテル街で明るいのに驚きました。
おそらくですが、場所的にアウトリガーなどからは裏手が丘になっているので見えないと思いますが、ある程度タモンから離れたホテル、例えばそうですね、ニッコーとかヒルトンとか、タムニン側のシェラトンやオンワードなどからなら見えるかもしれません。
また部屋の場所にもよるかと思います。
まとめ
以上、南十字星を見る方法を4つ書かせていただきました。
- 山の中にあるレオパレスリゾートホテルから見る(一番おすすめ)
- 空港近くの丘の上(バリカタ)から見る
- ナイトクルーズで海から見る
- 見えるホテルから見る
これ以外にも、南部に行けばもっと綺麗に見えると思います。例えば、民泊で南部に宿泊してもいいでしょう。ただレンタカーで夜にホテル街から南部へ行くのは非常に危険なので全くお勧めできません。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
読んで頂いた皆様も、キレイな南十字星が見れますように。